6次産業化サポート

6次産業化には「経営力」の向上が必要です。

6次産業化のパターンとして、自社の事業ポジションを変えて展開する「融合型」と自社の事業ポジションを変えずに展開する「連携型」がありますが、基本的にはどちらも「経営力」の向上がその成功のカギといえます。
私たちは、その出発点として「経営理念・ビジョン/指針:何故=why=この事業を自分は何故展開するのか?」という点が、まずは一番重要だと考えています。6次産業化で成功している多くの事例は、「行動の原点=志」を基本に「経営理念」を決めることで、「継続的」にその目標に向かって事業活動を進めているのが特徴です。また、「三方良し」の視点に立って「事業体(⇔従業員)⇔消費者⇔地域」それぞれがそれぞれのメリットを享受できるように有機的に事業に関わっているところも特徴に挙げられます。

また、当然ですが農産物の「品質」も重要なポイントになってきます。ただし、単に「品質」がいいだけでなく、同時に「出口戦略」としての販路の検討も合わせて行う必要があるといえます。つまり、次の2つの視点を十分に検討して戦略を策定していく必要があります。

①品種特性・生産基盤・生産技術に裏づけられた「品質」を基本とした農産物

②その商品力にあわせたターゲット・販売価格の設定とそれに見合う販売チャネルの確保

6次産業化を検討するうえで、「農産物:なにを=what」「生産技術・方法:どのように=how」生産し、それを「ターゲット:誰に=who」「販売チャネル:どこで=where」販売していくのかを明確に戦略を立てていくことが重要なのです。私たちは、まずこの戦略策定を十分サポートしていくことを主眼に置いています。

次に重要なのは、どうその商品の持っている「商品力」を伝えていくかになります。

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どんなに「商品力」があるものでも、その「伝え方」が不十分だと「売れる農産物」にはなりません。また、いかに「継続して買っていただくか?」という「リピート化」の仕組みづくりも重要なポイントになります。

私たちは、一般企業での販促支援の実績と経験をベースに、新しく展開されている様々な販促手法の知見を有効に活用しながら、6次産業化のサポートを行って参ります。また、6次産業化を推進していく上での必要な「法人化」などの組織制度の設計や設立のサポートも行って参ります。